天神地祇 | 火の神 | 大国主の神 | 事代主の神 | 芝鬼人 | 薙刀舞 |
五郎の王子 | 黄泉醜女 | 天の班駒 | 天の岩戸 | 天孫降臨 | 八俣大蛇 |
大国主の神← | (ことしろぬしのかみ) 事代主の神 |
→薙刀舞 |
【登場神】 事代主の命(ことしろぬしのみこと) 建御雷神(たけみかづちのかみ) 天鳥船神(あめのとりふねのかみ) |
大国主の御子に八重事代主の命があった。 事代主の命は、父大国主より受け継いで出雲の国を支配していた。事代主の神は、山や海の漁が好きで、今日も毎日美保の岬に出かけて魚を摂っていた。 ちょうどその時、国譲り使者、建御雷神たちは大国主の命と別れて美保岬で魚を獲っている事代主の所に出掛けた。そして事代主の命を呼んでこの国を譲るよう申された。 すると事代主の命は、「このくにはもともと天照大神の支配される国であり、葦原の中つ国は天照大神の御子に奉りましょう」と返答し、自分の乗っていた船を傾け、海中に青紫垣を作り、その中に隠れて海中に沈まれたのである。 |
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