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【登場神】 須佐之男命(すさのおのみこと) 天照大御神(あまてらすおおみかみ) |
父・伊耶那岐命から海原の統治を任された須佐之男命だが、その任を行わず、亡き悲しんでいるばかりだった。訳を尋ねると、「母のいる根の国に行きたくて泣いている」とお答えになった。これに怒った伊耶那岐命は須佐之男命を追放する。 次に、姉・天照大御神に頼もうと高天原に上ると、天照大御神は弟が国を奪いにきたと考える。この疑いを晴らすべく誓約を行うと、天照大御神からは男神が、須佐之男命からは女神が生まれる。 心の清さ明るさ故に女神が生まれたと勝ちを主張する須佐之男命は図に乗って田の畦を壊し、大嘗を召し上がる御殿に糞をちらす。天照大御神は広い心で行動を直そうとしたが悪行はやまず、ますますひどくなっていった。 【解説】田の畦を壊し溝を埋め、食事をなされる宮殿に不浄の物を撒き散らすので、暴風の被害を物語化したものと思われる。 |
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